クラウディアン、電通、スマートインサイト、Quanta Cloud Technology Japanの4社は、JESCO CNSの協力の下、ビデオカメラの撮影映像から高速道路を走行する車種をAI(人工知能)で自動判別し、六本木のビル屋上に設置されたビルボードに車種別の広告配信をする実験を、2016年9月10日と17日の両日に実施した。
これまで、デジタルサイネージの屋外広告ではターゲティング広告が難しいと言われ、事前に決められたスケジュールに従って広告を流していた。しかし、今後はディープラーニングを用いて自動車のメーカー名や車種の分類、モデル名などを高精度かつリアルタイムに認識・判別することにより、通行状況に最適化された内容で、タイミングよく広告を表示させることが可能となる。
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