ジャストシステムはネットリサーチサービス「Fastask」を利用し、15歳から69歳の男女1,100名を対象に、『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2017年2月度)』を実施した。
全年代が「ニュースの収集は新聞よりも、スマートフォン」
スマートフォン利用者に、ニュースなどの情報収集目的で1日に最も接触する頻度が高いメディアを聞いたところ、「スマートフォンからのインターネットやアプリ」が最も多く(44.9%)、次いで「パソコンからのインターネット」(24.9%)、「テレビ」(24.4%)となった。新聞や雑誌、ラジオは全年代で10%を下回った。
10代のスマートフォン利用者のうち、7割は「SNS上の投稿やニュース」から情報収集
スマートフォンでニュースなどの情報収集をする際に最も利用するのは「インターネット」(74.8%)、次に「ニュースアプリ(新聞社やテレビ局以外)」(49.1%)、「SNSの投稿やニュースコンテンツ」(48.5%)だった。年代別で見ると、20代以上は「インターネット」が最も利用するメディアだったにもかかわらず、10代だけは「SNSの投稿やニュースコンテンツ」(69.2%)を挙げる人が最も多く、「インターネット」(67.3%)をわずかに上回る結果となった。※複数回答あり。
スマートフォン利用者の広告接触率は、1位「テレビ」、2位「スマートフォン」、3位「パソコン」
スマートフォン利用者に、普段、広告を目にするメディアを聞いたところ、「テレビ」が最も多く(73.9%)、次いで「スマートフォンからのインターネットやアプリ」(67.7%)、「パソコンからのインターネット」(58.3%)だった。※複数回答あり。
半数以上が、インターネットメディアにおける「スポンサー記事」の存在を認知
インターネット上の「スポンサー記事」と呼ばれる記事広告の存在について、「知っていて、記事を読む際に意識している」人は16.5%、「知っているが、記事を読む際にはそれほど意識をしていない」人は41.8%。合計で58.3%の人が「スポンサー記事」の存在を認知していることがわかった。
4割の人が、「広告記事でも、内容が面白ければ、最後まで読み切る」
インターネット上のコンテンツを閲覧する際、「明らかに記事の内容が広告だったとしても、その内容自体が面白ければ、読み切ってしまう」と答えた人が40.2%いた。※「あてはまる」「ややあてはまる」の合計。
【調査概要】
調査名:『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査 (2017年2月度)』
調査期間 :2017年2月28日(火)~3月6日(月)
調査対象 :15歳~69歳の男女1,100名
【関連記事】
・2016年、LINE利用率が大幅増/テレビの利用時間、多くの世代で減少【ジャストシステム調査】
・10~30代女性、6割超がPCよりもスマホでネットショッピング【ジャストシステム調査】
・10代のスマホユーザーの約4割が「スマホでテレビ視聴」経験あり【ジャストシステム調査】
・メディア環境10年間の変化を追う/博報堂DYメディアパートナーズ「メディア定点調査2016」
・「日本経済新聞 電子版」有料会員50万人に~20代読者がけん引