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第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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容赦なく変化する環境と要望に負けない!『ハッキング・マーケティング』で即応改善しよう

 マーケティングに携わる方ほど「変化」に敏感で、そして泣かされてきたのではないでしょうか。社内外からの要望も次から次に降り注いできます。一体どうすればいいのかと悩んでいる方に、短期間で改善を繰り返すアジャイルマーケティングの手法を解説した『ハッキング・マーケティング』を紹介します。

ハッキング・マーケティング 実験と改善の高速なサイクルがイノベーションを次々と生み出す』の中心にあるのは、数々の小さな実験を繰り返してマーケティングを改善していくアジャイルの思想です。

 アジャイルが生まれたのは環境や要望の変化が激しいIT業界でした。これはプロジェクトを小さな単位に分解し、変化に応じて開発を進める手法です。この考え方をマーケティングに持ち込み、「アジャイルマーケティング宣言」としてまとめたのが、本書の著者であるスコット・ブリンカーです。

 本書ではマーケティングのツールや個別の手法ではなく、そもそもマーケティングをどのように進めていくかという大きな枠組み――マーケティング・マネジメントについて解説。

 否応なく起こる予想外の出来事、環境や顧客の変化にどう対応し、改善すればいいのかという原則を詳細に説明しています。短く反復的なサイクルで業務を改善する「スクラム」、業務フローの可視化や継続的・段階的な改善を行う「カンバンボード」を例に、ブリンカー流のマーケティング・マネジメントが紹介されます。

 メールマーケティングやコンテンツマーケティングといった個別のマーケティング手法も当然重要です。しかし、それらを効果的に運用してプロジェクトを進めるには、全体を貫く「糸」が必要です。本書はまさにそのための新しい考え方を皆さんにもたらします。

 今ならプロジェクトの進捗を管理するツール「マーケティング・カンバンボード」のサンプルデータ(PDF形式)が手に入る購入特典キャンペーンも実施中です。

 本書の第二部で紹介されているこのツールを使って、マーケティングを劇的に効率的にかつスピードアップさせてください!

購入特典の詳細はこちら

目次

第1部 「マーケティング」と「デジタル」と「ソフトウェア」の関係
第1章 ハッキングは良いことだ
第2章 マーケティングはデジタルな仕事になった
第3章 「デジタル・ダイナミクス」とは何か
第4章 現代のマーケティングとソフトウェアの密接な関係
第5章 マーケターはソフトウェア開発者である
第6章 ソフトウェアとマーケティングの並行的な革新
第7章 ソフトウェア開発の考え方をマーケティングに応用する

第2部 アジリティ
第8章 アジャイルマーケティングの起源
第9章 大きなウォーターフォールから小さなスプリントへ
第10章 マーケティング・マネジメントの新陳代謝を促進する
第11章 大きく考え、段階的に実行する
第12章 反復=継続的なテストと実験
第13章 業務フローの可視化で混乱を防ぐ
第14章 ストーリーで表現する
第15章 アジャイル・チームとチームワーク
第16章 戦略と品質とアジリティのバランスを取る
第17章 プロセスを柔軟に変える

第3部 イノベーション
第18章 マーケティングはコミュニケーションから体験へ
第19章 イノベーションのパイプラインと永遠のベータ版
第20章 チームによるデザインと新しいアイディアの追求
第21章 ビッグデータよりもビッグテスト

第4部 大規模化
第22章 イノベーションと大規模化のバランスを取るバイモーダル・マーケティング
第23章 マーケティングのためのプラットフォーム思考とペース・レイヤー
第24章 マーケティングの本質的複雑性と偶有的複雑性

第5部 人材
第25章 10倍マーケターの神話を追う

ハッキング・マーケティング

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ハッキング・マーケティング
実験と改善の高速なサイクルがイノベーションを次々と生み出す

著者:スコット・ブリンカー 訳者:東方雅美
発売日:2017年5月15日(月)
価格:2,376円(税込)

本書のポイント

・米国IT業界の思想(アジャイル、リーン)を取り入れた、画期的マーケティング論
・デジタルマーケティング全般に応用できる実践的内容
・「かんばん方式」などの考え方も活用、日本人になじみやすい

 

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この記事の著者

渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)

 翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2017/05/16 07:00 https://markezine.jp/article/detail/26372