アイティメディアは、ランドスケイプとの協業を発表した。本協業により、同社が提供するリードジェネレーションサービスの品質向上と顧客のABM(アカウントベースドマーケティング)実現をサポートしていく。
リードジェネレーション:Webサイトでのコンテンツ掲載や展示会への出展、セミナー開催などを通じて見込み客の情報を獲得するマーケティングの手法。リードジェンと略される。
ABM(アカウントベースドマーケティング):企業単位でターゲットを捉えるマーケティングの考え方。企業内にある顧客関連の情報を統合、既存の顧客も含めて売上の最大化につながる企業を優先ターゲットに設定し、マーケティングプロセス全体を最適化する。コンセプトとしてマーケティングオートメーションツールとの相性が良く、同ツールの普及と合わせて注目が高まっている。
ランドスケイプは、自社で有する企業データベースを活用して、顧客データの整備から、注力すべき未開拓企業の分析・抽出などのABMを支援するためのデータソリューションを提供している。一方、アイティメディアは、運営するオンラインメディアとその会員データベースを活用してホットな見込み客を発見するサービス(リードジェン)を提供している。
今回の協業において、営業面での連携以外に、「会員データベースの品質向上」「顧客企業への提供データの付加価値向上」「ABMに取り組む顧客向けのターゲット選定ソリューションの提供」に取り組む。今後、リードジェンに留まらず、顧客のマーケティングプロセスの改善に寄与し、よりROIの高いサービスの提供を目指す。
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