MVNO(仮想移動体通信事業者)は、携帯電話などの無線通信インフラを他社から借り受けてサービスを提供する事業者のこと。日本通信は、ドコモの3Gネットワークを使用したMVNO事業を展開するため、iモード/非iモード端末接続用の2つの相互接続点における相互接続を申し入れ、iモード端末接続用については、すでに相互接続協定を締結しサービスを開始している。
一方、非iモード端末接続用の相互接続点における相互接続については両社の協議が整わなかったことから、総務大臣による裁定を求める申請を行い11月30日に裁定が下されていた。両社はこれを受けて協議を重ねて今回の基本合意に至ったが、相互接続の料金については引き続き協議を進めていくという。
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