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誰もが負荷なくデジタルマーケティングを行える世界の実現を リクルートコミュニケーションズが起こす革命

オウンドメディアの作成から集客までを自動化

MZ:中小企業支援をする上では、中小企業ならではの不を解消し、実態としてきちんと使えるソリューションをつくることが大切なのですね。

木山:はい、それこそ私たちが大事にしている提供価値です。

 具体例として1つ、私が担当する飲食領域では、飲食店のオウンドメディア活用負荷課題に着目し、Webサイトを自動で生成・更新でき、そこをランディングページとしたWeb集客も可能なソリューションを開発し、提供しています。

 近年、メディアの多様化により、ユーザーのWeb行動も多様化しており、ユーザーは、各店舗が持つWebサイトを訪問し、情報収集をする機会が増えています。これらの背景から、オウンドメディアの立ち上げやリニューアルを考える飲食店は増えたものの、コストや運用の手間などから実際に取り組めている企業はごく少数でした。

 そこでオウンドメディア生成プロダクトを開発・提供したことにより、各飲食店はオウンドメディア作成と、Web集客を自動で行えるようになりました。さらに各種SNS(アーンドメディア)とも連携可能なため、トリプルメディアのすべてがカバーできるようにもなります。

MZ:自動生成だけではなく更新も自動化できると、日々の業務に追われている店舗側にとってはとても便利ですね。

大久保:リクルートグループが運営するメディアの掲載情報を活用することで、オウンドメディアを自動生成し、また、オウンドメディアの情報を活用することでWeb広告配信も自動化しています。そうすることで、飲食店の運用リソースやコストの負荷課題解決を実現したのです。

好奇心の強さが事業と人の成長を加速

MZ:主に中小企業が切実に抱える課題と向き合い、新しい価値を生み出し続ける仕事は試行錯誤の連続だと思いますが、仕事の中で、どういうことを大事にされていたり、意識されていたりするのですか。

鶴見:中小企業に対してのプロダクトやソリューションに興味があることはもちろん、新しいWebサービスやプロダクトによってマーケットや企業の課題を解決し、世の中に価値を提供し続けたいと思うWillや意識があると、何としてでも成し遂げようという気持ちになりますね。

 あと、これは我々のミッションでもありますが、とにかく考えることをやめずアウトプットし続けることも大事です。また、外部要因によるマーケットの変化は激しいので、向き合うものの優先順位が頻繁に変わります。

 自らが課題と捉え生み出そうと決めたソリューションを企画・開発し、マーケットへ展開するということをやり切ることができる。そのために不確実性の高い状況を楽しみ、予測不能な現場に飛びこめるといった、良い意味で諦めが悪く、あらゆる手段を検討できることも大切だと思います。

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商品価値にこだわる・テクノロジー活用で質と量の両立

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この記事の著者

遠藤 義浩(エンドウ ヨシヒロ)

 フリーランスの編集者/ライター。奈良県生まれ、東京都在住。雑誌『Web Designing』(マイナビ出版)の常駐編集者などを経てフリーに。Web、デジタルマーケティング分野の媒体での編集/執筆、オウンドメディアのコンテンツ制作などに携わる。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2017/10/02 11:08 https://markezine.jp/article/detail/27097

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