現状におけるメールの特性・利点は何かを考えよう
最後に、萩原氏はメールマーケティングの現状に対する自身の考えとして、以下6つの項目を挙げた。
- メールはよりフォーマルな手法になってきている
- 表現力(+情報量)はメールが一番強い
- デバイス横断で閲覧するチャネルはメールが一番
- 他チャネルとのゼロサムではない
- すべては目的と分析(結果)に依存する
- レコメンド等のコンテンツパーソナライズはメールが効く
「こうしたメールの特性や利点を理解した上で、コミュニケーションすることが重要だと考えている。6.のコンテンツパーソナライズについては、パーソナライズすると、『あなたの好きなモノはこれですよね』とレコメンドがホットになってくるが、それを見るのは情報量を担保できるメールが適している。
そして、パーソナライズするとコミュニケーションの量も増える。そうなるとメールは重宝されるだろうし、1.であげたフォーマルさが『私宛に届いたメール』と感じてもらいやすいのではないか」と萩原氏。
「メアドは貴重な資産なので、メールマーケティングは今後も必須だと思って取り組んでいきます」と強調し講演の最後を締めくくった。
MarkeZineとチーターデジタルが考えるメールマーケティング最前線
広告、LINE、アプリ、SNSなどデジタルチャネルは大体出そろった今こそメールについて考えよう