LINEは、9月25日、同社が運営するライブ配信サービス「LINE LIVE」において、インストリーム広告「LINE Video Ads」を導入した。
「LINE LIVE」は、誰でも簡単に動画を配信することができ、配信者と視聴者が双方向でコミュニケーションできるライブ動画プラットフォームだ。同社は「LINE LIVE」において、独自の番組やスマートフォンならではの演出をしたミュージックビデオの制作など新しい取り組みを始めており、現在の月間利用者数は2,800万人を突破している。
今回「LINE LIVE」上での配信がスタートする動画広告は、ライブ動画・アーカイブ動画の前に自動再生され、映像をクリックすることで外部サイトへの誘導が可能。スマートフォンならではのクリエイティブにより、高い訴求を実現することができる。また問題のあるコンテンツは、配信内容を判断したうえで削除などの対応を取り、過度な誹謗中傷コメントについても監視・ユーザーからの通報を受け付ける機能によって広告主とユーザーをサポートする。
また「LIVE Video Ads」の収益は配信者へ還元することで、配信コンテンツのクオリティの向上を促進。視聴者の配信コンテンツに対する満足度と広告主のブランディングや認知度の向上を実現するエコシステムの創造を目指す。
また今後は、配信者がLIVE配信中に好きなタイミングで動画広告を挿入できる「Mid-roll」をはじめ、配信コンテンツと横並びに広告を掲出できる「In-feed」、最適な広告表⽰が可能な「プログラマティック広告」、特定の配信にのみ表⽰する「リザベーション広告」など、様々な広告メニューの導入を検討している。
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