ビービットは、デジタル行動観察ツール「ユーザーグラム(Usergram)」において、スマートフォンのネイティブアプリ上のユーザー行動を計測する機能を2017年11月にリリース予定であることを発表した。
これまで同ツールでは、Webサイト上のユーザー行動を計測し、行動観察の対象としてきた。しかし、今回新たにネイティブアプリ上でのユーザー行動の計測を可能にすることで、ブラウザ上での行動とアプリ上での行動を、一人のユーザーとして捉えて観察できるようになる。
また、ユーザーグラムではこれまでも、一人のユーザーによる複数の端末(ブラウザ)からのアクセスを、会員IDなどを利用して同じユーザーの行動として集計していた。スマートフォンアプリの計測においても同様に、会員IDなどのユーザーを一意に識別できる情報を取得することで、ブラウザとアプリをまたいだユーザーの行動を、一人の行動として集計・観察することができる。
今後同社は、11月にネイティブアプリ上のユーザー行動計測機能をリリースし、その後11月末から12月初旬頃に観察機能をリリースする予定だ。
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