メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」において法人企業向けに一部機能を開放すると発表した。
今回解放されたのは、「メルカリ」アプリ内でライブ配信を行い商品の販売や購入ができる機能「メルカリチャンネル」。7月6日にリリースした同機能は、視聴者と販売者がコメントやリアクションを通して相互にコミュニケーションがとれること、写真や文章だけでは伝わらない商品のイメージがライブ配信動画を通して伝わることが好評で、急速に成長している。
このようなライブ配信の特長を活かし、法人企業ならではの商品や製品開発の過程など、ユーザーが楽しめるコンテンツの拡充を目指し、同社は「メルカリ」内での法人企業利用の「特区」として、機能の開放に至った。
12月1日よりネスレ日本や伊藤久右衛門、夢展望など11社が参画し、「メルカリチャンネル」でのライブ配信・商品販売を開始する。法人企業は「メルカリチャンネル」を利用することにより、全国6,000万ダウンロードされているフリマアプリ「メルカリ」のユーザーに対して、自社製品の訴求・販売が可能になる。また、初期費用および月額利用料は無料で、販売手数料として10%が差し引かれる。
今後メルカリは、ユーザーの利用状況を見つつ「メルカリチャンネル」への参画企業を拡大していく予定だ。
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