「ビデオ版AdSense(Video for AdSense)」では「ビデオ内広告」と「テキスト・オーバーレイ広告」の2種類を展開。いずれも再生画面内の下部20%を占めるスペースを使って広告を表示する。Googleのサイトで公開されているデモで、その違いを見てみよう。まず、ビデオ内広告の場合、広告スペースをクリックすると、広告主のCMが画面内で再生される。
一方のテキスト・オーバーレイ広告の場合、画面下部の広告スペースにテキスト広告とURLが表示され、広告スペースをクリックすると広告主のサイトに誘導する。広告は、その動画につけられたタグや配置されたページ内のコンテキストに合ったものが配信される。
ビデオ内広告の場合、支払はCPMベース、一方のテキスト・オーバーレイ広告はCPCベースとなる。ビデオ版AdSenseのサービス開始当初は、ひと月100万規模のビデオストリーミングを行っている米国内の英語サイトでの展開に限られるが、Googleは将来的にはその範囲を広げていく方針だ。
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