MarkeZine(マーケジン)

記事種別

「b→dash」が大型アップデート AIでデータ活用にかかる工数を大幅削減

2018/02/07 08:30

 フロムスクラッチは2月5日、同社の提供する「b→dash」の事業戦略発表会を開催。その中で、大規模メジャーアップデート「b→dash Prime Update」の実施、中小・ベンチャー企業向けの新プロダクト「b→dash Lite」のリリース、コンサルティング企業や広告代理店とのパートナーシップに関する発表を行った。

株式会社フロムスクラッチ 代表取締役 安部泰洋氏

 現在、b→dashはマーケティングプラットフォームとして、大手企業を中心とした数百社以上に導入され、企業のデータ活用を支援してきた。

 今回の大型アップデートでは、「これまでのデータ活用にかかっていた作業工数を大幅に削減することを目指した」と同社代表取締役の安部泰洋氏は語り、以下4つのコア・テクノロジーを発表した。

・Data Preparation Engine(データ プリパレーション エンジン)

 データ設計の自動最適化を支援するデータ予測整形エンジン。これにより、これまでエンジニアが150時間以上の工数をかけて実施していた、データクレンジングやデータモデリングなどの前処理工程を、AIによって自動最適化することで、作業工数を80%以上削減することに成功した。

・Data Reactor(データリアクター)

 過去累計3TBのデータ統合処理プロセスをAIが学習し、データ統合業務を自動最適化する技術。これまで要していた工数から94%以上の削減を実現した。

・Data Pallet(データパレット)

 データの変換時に必要だった「SQL業務」を不要にする、高速クエリ生成技術。これにより、誰でも1時間程度でデータマートを簡単に作ることができる。

・Data Learning Drive(データ ラーニング ドライブ)

 プロモーションの自動最適化を提案する技術。13億件のユーザーデータと5.4兆円の購買データの学習により、施策のPDCAサイクルを自動最適化する。

 そして、これらの技術が誕生したことで今回提供開始となったのが「b→dash Lite」だ。これまでは導入までのコストおよび期間がある程度必要だった。それを今回のコア・テクノロジーを実装することで、月額5万円からの提供を可能にし、平均で約41日かかっていた導入工数を3日程度に抑え、中小企業やベンチャー企業でも導入しやすくした。

 これらのアップデートや新製品の提供開始を機に、更なる導入企業の拡大を目指すためフロムスクラッチは、提携プログラムとして「SmartData Partnership Program」を発表。すでに12社とのパートナーシップが決まっており、b→dashを活用した企業へのデータ活用の共同提案・提供、新機能の共同開発、AIとビックデータ領域に関する共同研究を行うことを明らかにした。

パートナーシップを発表した12社
パートナーシップを発表した12社

【関連記事】
タカラトミー、マーケティングデータ基盤に「b→dash」を採用 One to Oneの施策を強化
データ処理にかかるコストや工数を大幅削減!フロムスクラッチの「b→dash」に新機能が追加
シダックスグループ、フロムスクラッチの 「b→dash」を導入 One to Oneマーケを推進
フロムスクラッチ、約32億円を資金調達 人工知能技術やデータ統合基盤の開発強化
スリムビューティハウス、「B→Dash」を採用~オンラインで獲得したユーザーのデータを一元管理

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

関連リンク


All contents copyright © 2006-2018 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5