小学館とVOYAGE GROUPは、共同出資会社「株式会社C-POT」を1月11日に設立した。尚、出資比率は、小学館が70%、VOYAGE GROUPが30%となっている。
昨今、デジタル化の進む中で、フォーマットやビジネスが多様化し、コンテンツの持ち方や管理方法が複雑化。そのため、様々なコンテンツや権利を一元的に管理し、活用できる仕組みが求められている。
今回両社が設立した新会社では、小学館のコンテンツとその権利、コンテンツの作成ノウハウ、またVOYAGE GROUPのシステム開発力やマネタイズ、サービス企画力を活かし、運営を行う。
これにより両社は、横断的なコンテンツデータベースを構築し、多様なフォーマットやビジネスに提供可能な形でコンテンツを管理、展開できる体制を整える狙いだ。
また、新会社ではまず、小学館グループ内のデジタルコンテンツのデータベース化を進めているが、将来的には様々な出版社でも支援を行い、出版業界におけるコンテンツのデータベース化を模索していく。
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