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MarkeZine Day 2018 Spring

デジタル時代のマーケターに求められるスキルとは?ビズリーチ青山氏が語る現代マーケターの役割と能力開発

4ステップの能力開発

 フルスタック・マーケターを目指すべく、キャリアのフェーズごとに青山氏どのように能力開発を行ってきたかをまとめると次の4つになる。

フェーズごとの能力開発
フェーズごとの能力開発

 転職により「SEM担当」から「ビジネスを作る側の立場」へ。社内異動においては、既存のプロダクトから新規事業でマーケターとしてのトレーニングを積んだ。トレーニングのベースとなる基礎知識をインプットするために、外部講座を活用して経営戦略やマーケティング、クリエイティブディレクションを学んだ。そして、社内ジョブチェンジにより未知の領域への挑戦を行っている最中だ。

必要なスキルを言語化し見直していく

 これからの経験を踏まえ、青山氏が重要だと感じていることは「自分自身に必要なスキルを言語化すること、そして見直していくこと」だという。

 自身のミッション、あるいは将来なりたい姿から逆算して必要なスキル、経験を、どこまで言語化して意識的に取りに行くか。それは異動で手を挙げるということでも良いし、社内にその機会がないのであれば社外に学習の場を求めるといったといったことも有効だ。

 機能やサービスが即座にコモディティ化する時代においては、クリエイティブをどこまでマーケタードリブンで開発していくかも重要だろう。その部分においても、「言語化」というトレーニングが求められるのではないだろうか。

必要なスキルの言語化
必要なスキルの言語化

 自らの能力開発に励んできた青山氏だが、大きな反省もあった。それは、インプットに比べてアウトプットが不足していたということだ。アウトプットによるフィードバックにより、さらにインプットの質を高め、幅も広げていける。

 セッションの最後に青山氏は、「マーケティング領域ではツールやソリューションなどHOWに関することが多く語られています。しかし、『顧客の課題にいかに対応していくか』が求められる昨今において、すべてのベースとなるスキル・能力開発に関する議論をもっと活発にしていきたい」との思いを語った。

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この記事の著者

市川 明徳(編集部)(イチカワ アキノリ)

MarkeZine編集部 副編集長
大学卒業後、編集プロダクションに入社。漫画を活用した広告・書籍のクリエイティブ統括、シナリオライティングにあたり、漫画技術書のベスト&ロングセラーを多数手がける。2015年、翔泳社に入社。MarkeZine編集部に所属。漫画記事や独自取材記事など幅広いアウトプットを行っている。
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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/04/17 09:00 https://markezine.jp/article/detail/28112

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