味の素はレシピサイト「AJINOMOTO PARK」を全面リニューアルオープンした。新「AJINOMOTO PARK」には同社として初めて開発したAIを活用した自動献立提案システムを導入している。
味の素の調査によると、普段食事作りをする人は、“栄養バランスの良い献立”を最も重視している一方、約76%が、おかず(主菜・副菜)や汁物の組み合わせといった“献立を考える”ことに負担を感じているという。
そこで味の素では、サイト上でお客様が選択したレシピに対し、主菜、副菜、汁物から適切な2品を加え計3品の“献立”として瞬時に提案するシステムを開発し、ビジネスモデル特許を出願した。味の素が栄養士等有資格者監修のもと、約1万レシピをデータベースとして蓄積してきたことで実現したという。
このシステムの特長は次の2点だ。1点目は、献立としての栄養計算だけではなく、季節、和洋中のジャンル、調理効率(食材・調理器具の数)等、食事作りをする人が考慮するポイントも要素としていること。2点目は、AIを活用して、彩りや味のバランスなど数値や言語では表せない感覚的な要素も含めた精度の高い献立提案を可能にしていること。
新「AJINOMOTO PARK」は“簡単なのに驚くほどおいしく、からだにも良い毎日の食卓をサポートする”をコンセプトに、自動献立提案システム以外にも、<料理の基本>、<テーマ別 健康と食情報>など、日々の料理に役立つコンテンツをそろえている。
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