スプリームシステムは、同社が提供するBtoC MAツール「Aimstar(エイムスター)」をアップデートし、Ver.8の提供を開始した。
「Aimstar」は、どの顧客に・どのタイミングで・どの商品を・どのチャネルでアプローチするかを最適化するOne to Oneのキャンペーン管理ツールだ。これまで通販・EC・クレジットカード・旅行などのBtoC業界を中心に導入されてきた。
今回のバージョンアップでは、AI・機械学習を用いたキャンペーン設計・設定の自動化を強化。具体的には、日々のキャンペーンやWebアクセス、購買から生成される「顧客の状態」から、キャンペーン効果を予測するモデルを構築、導入することなどにより、顧客ごとに割り当てるキャンペーンを自動的に生成し実行することができる。
これにより、キャンペーン設計とそれにかかる負担を軽減することが可能に。One to Oneのキャンペーンが自動的に選定され、配信タイミング、配信時間帯も顧客ごとに決定される。
また、2016年リリースのVer.7からは、LINE連携やメール配信機能の追加、シナリオ作成機能とPDCA管理機能の実装、分析テンプレートの追加、業種別のシナリオプリセット、リアル店舗における顧客動線情報を利用したオムニチャネルマーケティングが追加・強化されている。
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