ローソンは、東京都内の3店舗にて、スマートフォン専用アプリを使用したセルフ決済サービス「ローソンスマホペイ」の実証実験を開始した。
同サービスは、事前にローソン公式アプリをダウンロードし、商品バーコードをスマホのカメラで読み取ることで、店内のどこでも決済できるサービス。退店時にスマホに表示されたQRコードを店頭の専用読み取り機にかざし、支払い済みであることを確認すると、電子レシートが表示される仕組みになっている。
同社は、同サービスの導入により、顧客のレジ混雑時の会計ストレス軽減と、店舗従業員のレジ対応にかかる業務の軽減や生産性向上を目指す。また、顧客の少ない深夜1~4時に限り、レジ無人化の実証実験も行う。
なお今回の実証実験は、2018年4月23日から5月31日まで実施される。同社は、実証実験および利用状況などの検証をまずは東京都内の3店舗にて行い、2018年度下期以降に、顧客ニーズがありかつ効果が見込める店舗への導入を検討していく。
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