ヤフーは、同社が運営する「Yahoo!検索」において、インターネットヘルスケアプラットフォームの「メディカルノート」と連携し、検索結果画面で各種疾病に関する情報の提供を開始した。
昨今、「病気の診断を受けた」「体調の異変を感じている」などの理由から、ネット検索で情報収集をするケースが増えている。一方で、たどり着いた情報が信頼できるものかどうかの判断が難しく、ネットでの医療情報の収集における課題となっている。
「Yahoo!検索」では、この課題の解決を目指し、今年1月より各種がんの病名などの検索結果に、がんに特化した詳しい情報を掲載する取り組みを開始(情報提供は、国立がん研究センター)。対象となるワードの拡大も進めている。
今回の取り組みでは、様々な疾病名などの検索結果画面で、「メディカルノート」が提供する疾病の概要や症状、原因などの情報を掲載。対象となる検索ワードはインフルエンザ・高血圧などの一般的な疾病や、脳卒中・関節リウマチなどの約1,000種で、今後も拡大していく予定だ。
また、一部の疾病では概要に加えて、臨床・教育・研究領域のエキスパートといわれる医師への詳細なインタビュー記事へのリンクも掲載。Webメディアならではの更新性も活かしながら、最新のエビデンスや臨床経験に基づく情報をわかりやすい形にまとめて届ける。
【関連記事】
・グルメサービス「Retty」にYJキャピタルが資本参加 ヤフーとの戦略的パートナーシップを構築
・ヤフーとB.LEAGUEがパートナーシップ契約を締結 ライブ配信などによる活性化が目的
・ヤフー、チラシ等の素材を活用して動画広告が出稿できる「チラシビジョン」のスマホ対応を開始
・グリー、1,830万ドルで「GVR Fund」のファンド組成を完了 主な出資者はヤフー、コロプラなど
・ヤフー、AI×ビッグデータで顧客を支援する実証実験を本格化 日産やJリーグなどに続く参画者を募集