「時報広告」とは、ある時刻にニコニコ動画にアクセスし動画を視聴している全ユーザーに、動画によってリアルタイム情報を同時に伝達するシステム「ニコ割」を利用した広告媒体。現在、ニコ割を利用した時報を、毎日19時、24時、26時に放送しているが、時報広告では時報の前にクライアントの広告を挿入し、そのときニコニコ動画を利用しているユーザーにアテンションをかけることができる。
ニワンゴは、これまで実施したテスト広告はいずれも高い効果を挙げており、Webバナー的なものとラジオ放送的なもの、それぞれの広告要素が複合的に含まれた、新しいメディアコンテンツとしてユーザーにアプローチが可能だとしている。
「時報広告」は19時・24時枠・26時の3枠を用意し、時報含む約5分間掲載され、時報広告放送後の約4分間、時報表示部分にバナーが固定で表示される。掲載枠数は1回あたり1枠。1本分の制作費込みの料金は時間帯で異なり、24時枠は800,000 円から、19時と26時枠は500,000円からとなっており、「時報広告」の制作は株式会社CELLが行う。
「ニコニコ動画」を夜中に見ているユーザーによると、時報が流れるときは深夜だけにかなりびっくりするようだ。また、時報が鳴った瞬間にそのページ(タブ)を閉じて、同じURLを開き直すと時報は消えたという。ユーザーに対するインパクトは十分のようだ。時報広告の詳細は、ニコニコ動画のサイト内「広告出稿に関するお問い合わせ」から。
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