マクロミルは、ブランド認知率・ブランド好意度などの「ブランディング指標」を日次単位などの高い頻度で計測し、その結果をリアルタイムに確認することができる新リサーチサービス「リアルタイム調査」をリリースした。
同サービスは、商品やサービスの販売促進・広告キャンペーンなどの実行中に、ブランドに対する認知度、イメージ、好意度、購入意向度といったアンケート調査でしか聴取できない意識データのリアルタイムな計測・確認を可能にするもの。
これまで広告や販売促進キャンペーンの効果測定では、キャンペーン実施前後に消費者に対する意識調査を実施し、「ブランディング指標」の数値の変化を確認する方法が一般的だった。しかし、同サービスを利用することで、キャンペーン期間中に、頻度高くブランド調査を行うことが可能に。キャンペーン期間中の消費者のブランドに対する意識変化を時系列で確認することができる。
また、同サービスは、広告効果測定に特化した同社オリジナルのダッシュボード「millBoard(ミルボード)」を用いて提供される。通常、意識調査は調査終了後の集計・レポーティングに時間を要するため、調査終了から結果の閲覧までにタイムラグが生じるが、「millBoard」により、結果データの即時提供が実現した。
さらに「millBoard」では、Web広告への接触率や、TVCMの投下量などを表示させることも可能。各種キャンペーン施策と、キャンペーン期間中の消費者の意識変化を掛け合わせて確認することができる。これにより、キャンペーン施策の細かなチューニングが可能となり、マーケティングやプロモーション施策における効率化・最適化のスピーディーな実現が期待できる。
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