6月21日、オイシックスドット大地が運営支援をする三越伊勢丹の定期宅配型のECサイト「ISETAN DOOR」が公開となった。
同サイトは、三越伊勢丹の百貨店を利用する顧客層に対して日常的に利用できるサービスを提供することを目指し、食品領域から取り扱いを開始した。今後、食品以外の商品ラインアップの拡充も検討していく。
三越伊勢丹は、従来のハレの日を中心とした需要に加え、顧客接点を高頻度かつ定期的なものにするために定期宅配サービスを開始した。デジタル会員約200万人という顧客基盤を活かした「ISETAN DOOR」への集客をしながら、伊勢丹新宿店で扱うブランドを中心とした商品や、食品スタイリストが厳選した商品などを提案し、事業拡大を目指す。
オイシックスドット大地は現在、「Oisix」「大地を守る会」、そして10月に経営統合する「らでぃっしゅぼーや」の3ブランドで食品の定期宅配事業を展開している。中でもオンラインに特化した「Oisix」では、約17万人の定期会員が一人あたり年間で約25回購入をする。
同社は、食品の定期宅配(サブスクリプション)事業運営で培ったWebプロモーション、サイトのUI設計などのノウハウを集約した「マーケティング・プラットフォーム」と、優良生産者ネットワークや品質管理機能、食品加工・製造工場といった機能を備えた「フルフィルメント・プラットフォーム」を活用し、「ISETAN DOOR」の運営支援をする。
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