Criteoは、サマーセールに関するオンライン・ショッピング調査結果をまとめた「サマーセールに関するオンライン・ショッピング動向調査」を発表した。
半数以上がオンラインショッピングにPCを利用
オンラインショッピングにおけるデバイスの利用状況について調査したところ、PCが約6割を占めるという結果になった。スマホの普及が進む一方で、オンラインショッピングにはPCを利用するユーザーが多いということがわかった。
オンラインショッピングが選ばれる理由は「安さ」や「手軽さ」
続いて、オンラインショッピングで購入をする理由についての調査を実施。理由として挙げられたのは、「実店舗より安く買えるから」「いつでも利用ができるから」「品ぞろえが豊富だから」などだった。
低価格で商品が購入できる点や、場所や時間を選ばず手軽に利用できる点が支持につながっている。
利用頻度は「1ヶ月に1回」が最も多く26%
利用頻度に関しての調査では、「1ヶ月に1回程度」という回答が最も多く、26%だった。また、「1週間に1~2回程度」と答えたのは全体の10%となった。
半数以上が実店舗をきっかけにスマホで価格を確認
「実店舗で商品を見てからスマホで通販サイトでの価格を確認することがあるか?」という問いに対しては、「確認する」にあたる回答者の合計は58.9%という結果になった。実店舗内で、商品の閲覧・検討・購入までを一貫して行う機会が減少していることが、結果から推測される。
また、実店舗を基点としてオンラインショッピングで購入するまでに至った「ショールーミング」経験の有無については、56.8%が「経験がある」と回答した。
通販サイト閲覧のタイミング、平日と休日でどう変わる?
通販サイトを閲覧するタイミングについて調査したところ、平日と休日で行動の違いが見られた。平日では、「夕食~就寝前」にサイトを閲覧するユーザーが全体の72.8%と最多であるのに対し、休日においては「午後の外出中」が70.0%と、高い割合を占めていることがわかった。
これにより、平日は夜にかけて、休日は午後にサイト訪問をするユーザーの傾向が明らかになった。
オンラインでの購入金額の上限はデバイスに左右されるという結果に
他にも、「オンラインショッピングで購入できる商品の金額の上限」を調査したところ、PCは平均で21,535円、スマートフォンでは平均10,101円となった。利用するデバイスによって購入に踏み切ることができる金額に差があることが明らかになった。
【調査概要】
調査実施期間:2018年7月末
調査対象:全国の20~59歳/オンライン・ショッピングの利用経験がある男女600名
【関連記事】
・「東京ディズニーリゾート・アプリ」のオンラインショッピング機能が公開 パーク内での購入も可能に
・スマホorパソコン、オンラインショッピングにおける利用者層の違いとは?【マイボイスコム調査】
・トランスコスモス、「アジア10都市オンラインショッピング利用調査」を実施
・TSUTAYA、通販サイトにブレインパッドのMAを導入~One to Oneマーケティングを強化
・ECサイトの売り上げ、スマートフォンは+9%でPCは-9%【Criteo調査】