Domoは、1分毎にGoogleやTwitter、Instagram、NetflixなどのSNSやプラットフォーム上で生成・共有されているデータ量から、消費者のオンライン上での行動を分析したレポートの最新版「Data Never Sleeps 6.0」を公開した。
世界中のネット人口の大幅な増加を受け、消費者が生成・使用するオンラインデータ量は過去6年間で爆発的に増加。特に今年は、Netflix、YouTube、Instagramなどのアプリやプラットフォームが消費者の関心を引くため画像や動画コンテンツを提供し、それらの情報が氾濫した“映像コンテンツの時代”を迎えている。レポートの概要は、下記の通りだ。
Snapchat、Instagramなど画像共有のSNSが急成長
Snapchat(対前年比294%)、Instagram(対前年比5.65%増)、Giphy(対前年比100%増)など、画像共有のソーシャルプラットフォームにて、1分間に共有される画像数が大幅に増加。一方、1分間に送信されるテキストメッセージ数は前回のレポートに比べて、14.7%減少している。
高まるオンラインストリーミングの人気
2017年と比較して、米国ではネットのデータ使用量が18%増加した。この理由は、前回のレポートに比べ、ストリーミング時間が40%増加したNetflixによる影響が大きいと推測される。また、YouTubeの毎分の動画視聴数も、2017年の414万6,600本から2018年は433万3,560本に増加している。
Twitterは今も健在!
一部にはTwitterの終焉を報じる報道もあるが、本年のレポートでその兆候は見られなかった。昨年、毎分45万6,000回だったツイート数は、2018年には47万3,300回へと増加。昨年後半にTwitterの文字制限が280文字に引き上げられたことを考慮すると、1投稿あたりのテキスト数が増加したと考えられる。
【関連記事】
・「SNSに週1回以上、動画投稿する」10代が前年比の1.6倍に【ジャストシステム調査】
・この春、約25%のユーザーがSNS利用を見直した【ジャストシステム調査】
・ミレニアル世代、「テレビを観ながらSNS」8割超え【J:COM調べ】
・あなたはどのタイプ?SNSの利用を左右する「承認欲求」の4タイプ【セールスフォース・ドットコム調査】
・定番・新興SNSの利用実態/今年は使用中のSNSを使いこなす傾向が【アライドアーキテクツ調査】