デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は9月11日、DMP「AudienceOne」において、利用企業間のセグメントデータの取引を可能とするサービス「Data Exchange」の提供を開始した。
同サービスでは、データ提供企業が保有するデータを「個人が特定できないセグメント」として、各広告配信プラットフォームと連携。これにより、データを必要としている第三者企業と、データの収益化を希望する企業のマッチングを実現する。
データを利用する企業は、データ提供企業との交渉や契約書の締結なしで自社のマーケティング施策に必要なセグメントデータを購入することができる。LINE Ads Platformなどの広告配信プラットフォームとも連携しているため、購入したデータをスピーディーにマーケティング施策に活用することが可能だ。
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