UUUMは9月14日、同社の取締役会において、インフルエンサーマーケティングのプラットフォームを提供するレモネードの買収を発表した。

　同社は今回の買収によって、レモネードの「influencer One（インフルエンサーワン）」によるインスタグラマーの活用も可能になった。サポートするクリエイター・インフルエンサーの総数は、約9,300名となる見込みだ。

　インスタグラマーはYouTubeのクリエイターに比べてフォロワー数が少なく、コンテンツも静止画が中心となっている。そのため、YouTubeのクリエイターへのタイアップに比べて収益を上げることが困難な状況がある。

　「influencer One」は、企業や広告代理店がインスタグラマーに対して簡単に発注でき、自動的に案件が成立する仕組みを実装したプラットフォーム。これにより、インスタグラマーとのタイアップにおいて小規模な体制での収益化が実現できる。

　今回のレモネード買収を通じてUUUMは、これまでの直接販売のタイアップ広告のビジネスのみならず、ツール提供でインフルエンサー活用を支援するという新たな市場への参入を図る。さらに、インスタグラマーのサポートも行うことで、インフルエンサーの裾野拡大を狙う。

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