WOWOWは9月25日、ビジネスデータの最適化やデータドリブンによる迅速な意志決定を目的に、Domoのオペレーティングシステム「Domo」を導入した。
有料放送事業を中核とするWOWOWは、「マーケティング改革による顧客創造」をさらなる成長に向けた重点戦略の一つとしている。これまで同社には、月次および週次でデータを抽出し手作業で作成するレポート業務が膨大で、情報の共有に時間がかかるという課題があった。そのため、ビジネスデータを最適化し、営業・マーケティング活動をより効率的かつ効果的に行うためのソリューション導入が必要とされていた。
今回導入をした「Domo」は、部門ごとに散在していた複数チャネルのデータを統合。タイムリーな営業実績の把握に貢献し、意志決定に必要な情報を提示する。また、ダッシュボード上で情報を可視化することで、データの直観的な把握を実現。これにより、情報共有に時間をかけることなく、迅速に上長に対して意思決定を仰ぐことができるようになる。
その他、データ抽出はこれまで専門性の高い社員のみが行っていたが、同システムを活用することで誰もがデータを分析し、共有できる。
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