商品ページの商品画像のイメージと画像数による比較
商品画像によるユーザーへの印象の変化を調査するため、商品のみの画像を掲載したサイトJ、利用シーンを含めた画像を掲載したサイトKを比較した。またそれぞれについて画像が複数ある場合のサイトLとサイトMについても調査した。

豊富なアングルの商品画像掲載がユーザビリティに好影響
商品ページの商品画像に人物の利用シーンがある場合と無い場合、商品画像の掲載が複数の場合と単一の場合で比較したところ、商品画像に人物の着用シーンがあり、かつ複数のアングルの商品画像があるサイトMが全ての質問項目において支持された。商品画像に人物の着用シーンがある場合と無い場合で比較してみると、商品画像に人物の着用シーンがあるサイトK、サイトMは商品画像に人物の着用シーンがないサイトJ、サイトLに比べ多くの質問項目で支持を得る結果となった。ファッション系の商品においては、商品そのものだけの画像より着用したときのイメージが分かる画像の方が好まれることが推察される。
また、商品画像が複数の場合と単一の場合で比較すると、複数アングルからの商品画像があるサイトL、サイトMは商品画像が一つのみのサイトJ、サイトKに比べ全ての項目で支持を得る結果となった。特に支持率が高かった項目は「商品を魅力的に感じる」(サイトL:33%、サイトM:57%)と「商品の特徴が良く表現されている」(サイトL:38%、サイトM:53%)であった。これは画像の表示が小さく細部が確認できないというモバイルの欠点を、複数のアングルの商品画像を掲載することで補っていることが理由の一つだと推察される。
※サイトで紹介している、商品やサービスについてではなく、サイトのデザインや使い勝手についてお答えください。

本調査にご興味のある方は、ユーザビリティ研究所までお気軽にお問い合わせください。
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