具体的に、必要な礼儀作法って?
さて、3つのスタンスを書きましたが、具体的なアクションについても書いていきます。
挨拶、アイスブレイクをしよう
毎回のミーティングを楽しくしましょう。楽しいほうが良いに決まっています。しかし、いきなり挨拶もなく本題に入ることが多いのではないでしょうか?
もちろん、時間が限られている時は仕方ないです。しかし、余裕がある時はアイスブレイクをしましょう。発言がしやすい空気になり、その後の議論が促進されます。ベンダーや代理店の方は発言したくてもできない、ということが意外なくらい多いです。特に、年齢が若ければ若いほどそう感じるのではないでしょうか。
話題はなんでもいいですが、天気の話はつまらないのでやめましょう(笑)。
他人行儀なメールはやめよう
もちろん友達ではないですが、いつまでも定型の仰々しいメールはやめておきましょう。メールは、大事な会話の一つです。
私の場合は、少し慣れてきたら、「〇〇さん」としたり、「お世話になっております」の接頭語を外したりします。それより、「おはようございます」「こんにちは」といった挨拶のほうが大事なので、それらは意識的に入れるようにしています。
パートナーとして、親近感、一体感を日々のメールでも演出しましょう。
大きな提案をお断りする時は謝りに行こう
提案を頂く際は、ほとんどの場合多大なるリソースが費やされています。もちろんすべて謝りにいくのは厳しいですが、特に時間をかけていただいたご提案の実施が難しい場合は、出向いて謝りに行きましょう。
お越しいただいて謝る、でも最悪良いのですが、謝る相手を来させる、ということ自体に誠意がない気がします。私も時間がなくて来ていただくことはありますが、申し訳なく思っています。
我々広告主は、ベンダー・代理店は提案稼働にも費用がかかっていることを改めてしっかり認識しなければなりません。
全部文書で済ますのはやめよう
話したら1分で終わるものが、メールやチャットだと1~2時間かかります。あと、文面だけだと感情が伝わらない。顔が見えない。
メッセージ・チャットアプリが発達して、文面だけのやり取りに慣れてしまい、電話することがより億劫になってしまったかもしれません。しかし、だからこそ大事なことはメールやチャットだけで済ましてはいけません。
大事なことはメールやチャットをしたあとに広告主から積極的に電話しましょう。