オプトの「drop: Phygital Marketing Lab(ドロップ:フィジタルマーケティングラボ)」(※)は、ARを活用した取り組みとして、日本経済新聞社が提供するアプリ「日経AR」の開発を支援した。
「日経AR」では、新聞の紙面上に印刷された指定の「マーカー」を読み取るだけで、編集記事の詳細な解説動画を閲覧することができる。広告の場合は、掲載企業のサイトへ遷移したり、紹介する商品に関連した画像・動画をスマホの画面上に表示したりすることが可能だ。また、仮想物体も動かせるため、今までにないリアルな体験を提供するとともに、ユーザーとのコミュニケーションの活性化にも期待ができる。
今回の開発にあたっては、オプトはアプリの要件定義からデザイン、運用フローの構築までを担当。アプリ開発においては、スターティアラボのAR技術を採用した。また、データマネジメントとして、オプトが提供するアプリプロモーション総合支援プラットフォーム「Spin App」を採用している。
今後は同アプリにおいて「スタンプラリー機能」を実装するなど、より活用の幅を広げていく考えだ。
※ 「drop: Phygital Marketing Lab」:IoTやAI、VRなどを活用したサービスの開発などを行う1→10(ワントゥーテン)と、オプトが推進するプロジェクト。両社の知見やテクノロジーを掛け合わせ、リアルとデジタルが連動した体験を研究開発・提供する。
【関連記事】
・CAアドテクスタジオのダイナミックリターゲティング広告、オプトの「Spin App」と連携を開始
・オプト、慶應義塾大学と「位置情報マーケティング」の共同研究を開始/オムニチャネル市場を活性化
・オプトの「Spin App」が「Repro」と連携 アプリデータを統合しリテンション施策へ応用可能に
・オプト、宣伝会議と共同で「O2Oマーケティング研究会」を発足 小売業のデジタルシフト推進を支援
・オプト、「Amazon戦略部」を新設 顧客企業のAmazonチャネルシフト支援サービスを強化