メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」において集計した「メルカリトレンドワード2018」と「取引ブランドランキング2018」を発表した。
「メルカリトレンドワード2018」は、「メルカリ」内で検索されたワードのうち、前年と比較して検索数が急上昇した検索ワードを抽出したもの。また「取引ブランドランキング2018」では、「メルカリ」内で取引されたブランドのアイテム総数を集計し、ランキング化した。
トレンドワードにはYoutuberの影響が顕著に
トレンドワードには、Youtuberに関連した検索ワードが2つランクイン。Youtuberが消費へ与える影響の高さがうかがえる。1位にランクインした「アルミ玉」は、アルミホイルを丸めハンマーで叩き続けるとピカピカの鉄球になるというもの。今年5月にYouTuberが動画で紹介して話題になり、検索数が上昇した。また6位の「ユーチューバーチップス」は、YouTuberのオリジナルカード付きポテトチップスで、一般販売開始後すぐに完売となった商品だ。
最も売り買いされているのは「ユニクロ」
最も買われているブランド/最も売られているブランドは、1位〜4位が同じ結果だった。「ユニクロ」に代表されるように、幅広い層に愛用されているブランドが上位を占めた。
また「ミキハウス」や「ベビーギャップ」といった、子供用アパレルの売買が成立しやすい傾向に。子供は成長が早く、服を着用できる期間が限られているため、安く手に入れたいという消費者のニーズとマッチしていることが背景にある。
「アップル」は、「メルカリ」開始から5年間の累計結果である「取引されているブランドTOP10」と比べて、順位を上げた。また、10月にiPhoneの新機種が発売されたことによる、旧機種やiPhone付属品の取引増加も確認された。
【調査概要】
調査主体:メルカリ
調査期間:2018年1月1日〜11月25日
調査方法:「メルカリトレンドワード2018」は、検索されたキーワードの中で、2017年の検索数との差が大きいものを抽出。「取引ブランドランキング2018」は、売買されたブランドアイテムの総数から算出。
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