SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ビービット、「USERGRAM」に2つの新機能を追加へ AI活用などで効果的なユーザ分析を実現

 ビービットは、モーメント分析クラウド「USERGRAM(ユーザグラム)」において、データ解析とAIを活用した新機能「ユーザ注目ワード(β版)」「行動パターン分析(β版)」を追加する。

 「ユーザ注目ワード(β版)」は、ユーザごとの興味関心を示す注目ワードを、タグクラウドのように表示する機能。ユーザのコンテンツ閲覧データを解析することで、注目度合いを判断している。同機能では、ユーザが何に注目しているかが可視化されるため、コンバージョンしたユーザの興味関心を短時間で把握することができる。これによって、より効率的にモーメント分析を行えるようになる。

「ユーザ注目ワード(β版)」イメージ

 想定される利用シーンとして、たとえば、商品購入ユーザのモーメント分析を行う前に注目ワードを確認し、購入前のユーザの興味を把握することが可能だ。また、前月に実施したキャンペーンがどのようなユーザ層に有効だったのかを知るために、キャンペーンページにアクセスし、実際に購入したユーザの注目ワードを見ることなどもできる。

 また、2019年2月にリリース予定の「行動パターン分析(β版)」では、ユーザの行動をAIが分析し、類似した行動パターンごとの分類を行う。たとえば、ECサイトであれば「パターンA:一度購入しただけでその後に休眠してしまった(訪問も購入もない)ユーザ」「パターンB:頻繁にサイトを訪問し、購入も高い頻度で行うユーザ」「パターンC:サイトにはたまにしか訪問しないが、購入頻度は高いユーザ」などの分類が可能だ。

「行動パターン分析(β版)」イメージ

 これまで「USERGRAM」では、ユーザの行動パターンに対する気づきがあったものの、それらは感覚的なものにとどまっていた。今回、AIによる行動パターンの分析が実現されることで、人の感覚では時間がかかったり見落としたりしていたユーザの行動パターンを、ビジュアルイメージで直感的に把握した上で行動データを見ることができるようになる。

 これによって、たとえば、ユーザ数が多いサイトの担当者の方がモーメント分析を行う際に、類似の行動パターンごとに数名をピックアップして効率的な分析を行えるようになる。他にも、自社サイトにおけるユーザの行動パターン・ボリュームの把握や、定期的にパターンをチェックし、ユーザのサイト利用行動に大きな変化がないかを確認することなどが可能だ。

【関連記事】
ビービットとクアルトリクスがパートナーシップを締結 UX改善におけるデータ活用サイクルの高速化へ
ビービット、「ユーザグラム」にディスカッション機能を実装 施策の効果共有などが可能に
ビービット、「ユーザグラム」のリブランディングを発表 モーメント分析に特化しロゴやUIも刷新
ビービット、トライディアを買収 ビッグデータ解析技術で「ユーザグラム」を強化
ビービットのデジタル行動観察ツール「ユーザグラム」、顧客のリアル体験もインポート可能に

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2019/01/21 07:00 https://markezine.jp/article/detail/30178

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング