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学生の心をつかんだ「動画SNS放題」 ソフトバンクがはずしたリミッターとはなんだったのか

 ソフトバンクは2018年9月、新プランとして「ウルトラギガモンスター+」を打ち出しました。スマホが手放せない私たち大学生にとって、データ残量を気にせず動画やSNSを楽しめる同プランはとても魅力的であり、「なぜそのようなプランを提供するのか」「どのようなマーケティングを展開しているのか」が気になりました。そこで本稿では、同プランのターゲットや生まれた背景、実施したデジタルマーケティング施策について同社の冨田氏に聞きました。

顧客目線から生まれたサービス

――まず、ウルトラギガモンスター+がどういったプランか教えてください。

ソフトバンク株式会社 Webマーケティング部 部長 冨田 充彦氏

冨田:ウルトラギガモンスター+は、主要SNS・動画配信サービス10社の通信量使い放題とデータ定額50GBの大容量プラン、通話基本プランの3つがセットになっている料金プランになります。

 データ定額50GBの他に、各種SNSや動画配信サービスといった対象サービスに関してはデータ通信量が使い放題になるので、データ通信量を気にせずスマホライフを楽しめるのが大きな特徴です。

――対象サービスは使い放題で、50GBも別で使えるとなると速度制限の心配もありませんね。ターゲットはどういった方を想定していますか。

冨田:ウルトラギガモンスター+は、各種SNSや動画配信サービスといった対象サービスのヘビーユーザーと、その対象サービスのデータ通信量を気にせずにもっと使いたいと望んでいるユーザーの方がターゲットになります。

 いわゆる、データの使用量を気にしている方向けに作られたプランです。そういった方は、たとえば月末に速度制限を気にしてスマホのデータ通信量を節約したり、Wi-Fiスポットを探してスマホを使ったりしているなどの行動が見られます。

ギガモンスター+のデジタルマーケティング

――先ほど説明いただいたターゲットに対し、デジタルマーケティングではどのようなアプローチを行いましたか?

冨田:ウルトラギガモンスター+の対象サービスのユーザー、特にヘビーユーザーはテレビCMなどでは情報が届きにくい層だと考えています。そのため、YouTube、Instagram上のインフルエンサーが制作したコンテンツの中に、サービスベネフィットを加えたクリエイティブを展開することにしました。

――特に注力してアプローチを行った媒体はありますか。そして、その際に取った戦略について詳しく教えてください。

冨田:基本的に、ウルトラギガモンスター+の対象サービスに関しては全て広告出稿しています。その中でも、特に活用したのは動画サービスにおいてターゲット利用率が高いYouTubeです。

 戦略として意識したのは、サービスベネフィットの自分ごと化を図るということです。通常デジタルマーケティングの施策では、Webページに来訪させてサービスの内容理解を図ることが多いと思います。しかし、我々は対象サービス上に広告出稿することで、「このサービスも使い放題になるのか」と内容理解をしてもらう展開をメインに行いました。

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