SNSユーザーのレイティング事業を手がけるレポハピは、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)、ハックベンチャーズ、三井住友海上キャピタル、三菱UFJキャピタル、りそなキャピタルを引受先とした1.3億円の第三者割当増資を行った。
これによってレポハピは、企業の情報発信に貢献するユーザーとのつながりを強化する「SNSファンリレーション事業」の拡大に向け、サービスと体制の強化を行う。
具体的には、地域のSNSアクティブユーザーをデータベース化する「地域ファンサイト事業」を立ち上げ、2019年3月にサービスを開始する予定だ。同事業では、地域で活動する口コミ力のあるユーザーをデータベース化し、それをレポハピと契約する企業にプロモーションリソースとして提供する。第1弾として「大阪 梅田エリア」でサービスを開始し、その後順次エリアを拡大していく見込みとなっている。
レポハピはまた、同社の「SNSレイティングデータベース」を、クライアント企業が有する既存顧客データベースに外部接続する機能も開発・提供していく。
その他、資本提携を結んでいるDACとともに、レポハピが有する「SNSレイティングデータ」の活用や、DACのデータ提供サービスにおけるノウハウの共有を通じた事業成長の加速を図る。また、SNSをアクティブに利用するユーザーと企業の新たな関係性を構築するファンマーケティング領域においても、同社との事業連携を進めていく。
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