日本アドバタイザーズ協会は、第57回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクールの入賞作品を発表した。
同広告賞は、審査員に広告関係者を含まず、広告の受け手である消費者が、生活者の視点から審査を行う。今年度は、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、デジタル、屋外・交通の6部門において、1,409点の応募があった。応募作品は「好感、共感、親近感が持てる広告であるか」「わかりやすく、納得できる広告であるか」「オリジナリティが感じられる広告であるか」という審査基準のもと、109名の消費者審査員によって選考が行われた。
最高賞のJAA賞グランプリは、味の素、日本ガイシ、SOMPOホールディングス、パナソニック、そごう・西武、東宝東和の各社が受賞。産業大臣賞には、ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングが選出されたほか、70作品が入賞した。
同広告賞の審査員⾧を務めた芳賀康浩氏は「例年に増して、『楽しい』『おもしろい』『明るい気持ちになる』『温かい気持ちになる』『希望がわく』という作品が高く評価された。2018年の漢字に『災』が選ばれたように、甚大な被害があった1年だった。このような時だからこそ、ストレートに上を向ける、前向きな気持ちになれる広告が消費者の心に刺さったのかもしれない」とコメントしている。
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