ジャストシステムは、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用し、17~69歳の男女1,100名を対象とした「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2018年12月度)」を実施した。
10代の半数が「マイクロインフルエンサー」をフォロー
はじめに、特定のジャンルに詳しく、一定のコミュニティに影響力があると言われる「マイクロインフルエンサー(※)」のフォロー状況を調査。SNSユーザーに対して、「マイクロインフルエンサー」のSNSアカウントをフォローしているかを聞いたところ、「フォローしている」と答えたのは24.9%だった。
年代別に見ると、10代(50.6%)、20代(35.3%)、30代(25.0%)、40代(18.0%)、50代(12.9%)、60代(5.7%)という結果になり、10代は2人に1人が「マイクロインフルエンサー」をフォローしていることがわかった。
※同調査における「マイクロインフルエンサー」は、フォロワー数が1,000人以上1万人以下で、より狭い特定のジャンルやコミュニティに強い影響力を持つインフルエンサーを指す。
「Instagram」のインフィード広告に対する不快感が微増
次に、SNSのタイムライン上に表示される広告に対して「不快感を抱く」人の割合を調査。すると、「Facebook」が60.9%(2017年9月度調査:63.4%)、「Instagram」は57.5%(2017年9月度調査:55.2%)、「Twitter」が58.5%(2017年9月度調査:66.7%)、「LINE」が49.8%(2017年9月度調査:52.7%)だった。
2017年9月度の調査と比較すると、不快感を抱く人の割合は「Instagram」のみ2.3ポイント増加。その他のSNSでは、「時折、不快感を抱くことがある」「不快感を抱くことが多い」の合計は減少した。
【調査概要】
2018年12月17~24日
調査対象:17~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ「Fastask」でのアンケート調査
【関連記事】
・Twitterを活用したキャンペーン施策、利用率は約3割【マイボイスコム調査】
・10代~20代女性の半数以上が毎日「LINE」を使っている【モバイル社会研究所調査】
・Instagramの購買への影響力が拡大/動画投稿は昨年比で約1.6倍に【ジャストシステム調査】
・ネットの利用環境、女性の約6割がスマホのみ タブレットも増加傾向【LINE調査】
・Instagramが大躍進!ネットサービスの利用者数ランキング2018【ニールセン デジタル調査】