アドウェイズの子会社Bulbit(バルビット)は、モバイルアプリ向けの全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」において、米Appleが提供する「Search Ads」との連携を開始した。
「Search Ads」は、App Store内のユーザーがキーワード検索をした後に表示される広告を指す。ユーザーが指定したキーワードに対して直接買い付けを行うため、該当キーワードに興味を持ったユーザーへダイレクトにアプリ広告を表示できるという特徴を持つ。現在は、米国・日本・英国を含む北米・アジア太平洋・欧州のApp Storeにおいて展開されている。
今回、「Search Ads」との連携によって「UNICORN」では、App Store内の説明文や公式サイトに記載されている内容から、効果的なキーワードを類推。ワード生成やCPT(Cost Per Tap:1タップあたりの広告単価)、自動入札・配信・調整にてオーディエンスを細かく定義し、きめ細やかな買い付けを行うことが可能になる。
今後Bulbitは、App Storeのトレンドワードやゲーム攻略サイト、ニュースサイトなどのキーワード抽出先の順次拡張をはじめ、「Search Ads」への配信完全自動化に向けた開発を進めていく。
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