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ネット閲覧履歴に基づく広告に半数が不快感 アドブロッカーの利用は30代で増加【ジャストシステム調査】

2019/02/07 12:30

 ジャストシステムが運営する、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」は、2018年に毎月実施した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」のデータを分析。「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査~2018年総集編 【トレンド版】」として発表した。

情報収集に使うのは「テレビ」よりも「スマートフォン」

 2018年10月度調査において、スマートフォン利用者に、普段、情報収集に活用するツールを尋ねたところ、「スマートフォンからのネットやアプリ」が75.7%で最も多く、次いで「テレビ」が70.9%という結果に(複数回答あり)。

 年代別に見てみると、10代から50代までは「スマートフォンからのネットやアプリ」が「テレビ」を上回った一方、60代では、「テレビ」が「スマートフォンからのネットやアプリ」よりも活用されていることがわかった。

10代の7割以上が、スマートフォンでの情報収集に「SNS」を活用

 2018年10月度調査において、スマートフォンで情報収集をする際、最も利用しているツールを聞いたところ、「ネット」が83.3%で最多。次いで「ニュースアプリ(新聞社やテレビ局以外)」が50.3%、「SNSの投稿やニュースコンテンツ」が40.9%と続いた(複数回答あり)。

 年代別で見てみると、10代では「ネット」(77.9%)が最も活用されていた一方、「SNSの投稿やニュースコンテンツ」(70.6%)を活用している人の割合が、他の世代と比べて高かった。

主要SNSの広告 「Instagram」のみ不快感を持つ人が増加

 SNSのタイムライン上に表示される広告に対して「不快感を抱く」と答えた利用者の割合を、2017年9月度調査と2018年12月度調査で比較した。

 その結果、「Facebook」は63.4%から60.9%に、「Twitter」は66.7%から58.5%にそれぞれ減少していた。また「LINE」も、52.7%から49.8%に減少した。

 一方「Instagram」は、55.2%から57.5%に増加していた。

アドブロッカーの利用率は30代で増加

 2018年4月度調査において、アドブロッカーを「知っている」人は31.8%。このうち、「現在利用している」人は33.7%で、2017年10月度調査の34.1%と比べると、ほぼ横ばいだった。

 年代別に見てみると、30代で利用者の増加が目立ち、33.3%(2017年10月度調査)から41.3%(2018年4月度調査)と8ポイント増加した。

ソーシャルシェアボタン 利用率1位は?

 2018年4月度調査において、ネット記事などを閲覧して気に入った際にシェアすることができるソーシャルシェアボタンのうち、利用率が高かったのは「Twitter」で69.4%。次いで「LINE」が63.1%、「Facebook」が57.3%という結果に(複数回答あり)。「LINE」は、2017年1月度調査(51.8%)から大幅に増加し、「Facebook」を上回った。

スマホでのサジェスト検索 10代の半数以上が「頻繁に利用」

 2018年8月度調査において、ネットでキーワード検索する際、最初の数文字を入れると、入力候補が一覧表示されるサジェスト(提案)検索機能を、スマートフォンで「頻繁に利用する」人は38.0%、「ときどき利用する」人は30.5%、「あまり利用しない」人は10.2%、「利用しない」人は10.0%だった。

 年代別では、10代の54.0%が「頻繁に利用する」と回答。特によく利用されていることがうかがえる。

ネット閲覧履歴に基づく広告 約半数が不快感

 2018年11月度調査において、スマートフォンを利用している最中に、「自分自身のネット閲覧履歴などを基にカスタマイズされた広告が配信されていると感じたことがある」人は78.7%。このうち、「便利だとは感じないし、不快に感じることが多い」人は25.9%、「不快なのでやめてほしい」人は25.6%で、合計すると51.5%が否定的な意見を持っていることがわかった。

【調査概要】
調査主体:ジャストシステム
調査対象:全国の17歳から69歳の男女1,100名
調査期間:2018年1月~12月

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