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キャンペーンの「オンターゲット率」、モバイルとPCで最大約10%の差に【ニールセン デジタル調査】

2019/02/20 07:30

 ニールセン デジタルは、デジタル広告キャンペーンで配信した総インプレッションのうち、何%が意図していた性年代にリーチしていたのかを表す「オンターゲット率」に関する分析結果をまとめた「ニールセン デジタル広告視聴率 ベンチマークレポート」を発表した。

 同レポートの作成にあたりニールセン デジタルは、これまで同社が行ってきた「ニールセン デジタル広告視聴率」における過去の計測実績データ(日本市場レポートは2015年7月~2018年9月の間に計測された5,000インプレッション以上の全キャンペーン)を活用した。

モバイルの場合、ターゲットの性別指定の影響はわずか

 はじめに、日本市場におけるオンターゲット率を性年代別で見ると、年齢幅が30歳以上の比較的広いターゲットを設定した場合、PCおよびモバイルに配信されたインプレッションの9割近く(PC:87%、モバイル:89%)がターゲットに到達していることがわかった。

 一方で、ターゲットの年齢幅を15歳以下に設定した場合、大幅にオンターゲット率が低下し、平均でPCは34%、モバイルでは46%となった。また、年齢幅に男女の性別を追加設定した場合、年齢幅が30歳以上の場合は年齢のみの設定よりもオンターゲット率が大幅に低下し、5割程度(PC:49%、モバイル:53%)になることが判明した。

 年齢幅を15歳以下に設定し、かつ男女の性別を指定した場合は、PCでは年齢のみの設定よりも7ポイント低い27%になったのに対して、モバイルの場合はほとんど変わらず、45%だった。

PCとモバイルで10%以上の差が生まれるケースも

 また、「13歳以上のすべての人」という広い年齢層でターゲットを設定した場合、インプレッションの95%が意図するターゲットに到達することが明らかになった。これに、女性という性別をターゲットに加えた場合でも、83%がターゲットに到達。逆に、「18~24歳の女性」という絞り込んだターゲットに対してのオンターゲット率は、デジタル全体で37%と低くなることがわかった。このケースにおけるPCとモバイルの比較では、PCが28%に対し、モバイルは39%と、かなりの差異が見られた。

※同レポートにおいては、5,000インプレッション以上のキャンペーンのみを調査の対象としている。また、ノーム値算出の基準として、各性年齢属性区分における掲載サイトまたはアプリ数の合計が30未満であるものはノーム値を表示していない。

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