テレビ東京コミュニケーションズは、ブライトコーブのオンライン動画配信プラットフォーム「Video Cloud」と英Armのカスタマーデータプラットフォーム「Arm Treasure Data eCDP」を組み合わせ、テレビ東京が提供するオンライン動画のカスタマーデータプラットフォームを構築した。
テレビ東京グループは現在、地上波放送・BS放送・インターネット配信における一貫した運用体制の強化を目指しており、その中でテレビ東京コミュニケーションズは動画配信事業に注力している。同社はこれまで、データドリブンな施策を推進すべく動画の視聴データ分析を行ってきたが、動画の分散配信が進むにつれてプラットフォームを横断した視聴データの統合が課題となっていた。
今回、同社が構築したカスタマーデータプラットフォームでは、専用のプラグインを利用し、「Video Cloud」から「Arm Treasure Data eCDP」に視聴データを送信。他社のプラットフォームへ配信した動画の視聴データは、各動画内で展開するインストリーム動画広告の配信サーバーのデータを「Arm Treasure Data eCDP」に集約する。
これによって、テレビ東京コミュニケーションズおよび他社のプラットフォームを横断した視聴データの統合が可能となり、他のデータと組み合わせた視聴者の分析もできるようになった。
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