AppsFlyer Japanは、4月24日、グローバルローンチに先駆けて「AppsFlyer ソリューションズパートナーシッププログラム(ASPP)」を日本で先行運用することを発表した。同プログラムを通じて、代理店への総合的なサポートを拡充し、モバイル広告の最新動向および同社のソリューションに関するトレーニングやインサイト(洞察)を提供していく。同発表に伴い、東京・赤坂プリンスクラシックハウスにおいて会見が開催され、会場には広告代理店の識者が多数集った。
AppsFlyerのAPACプレジデント兼マネージングディレクターを務めるRonen Mense(ローネン メンス)氏は、2011年の創業時から同社が急成長してきた軌跡と理念を紹介した。
マーケティングのパイオニアであるジョン・ワナメーカーの名言「広告活動に使う費用の半分は無駄だ。しかし困ったことに、どちらの半分が無駄なのかがわからない」に表れているように、アトリビューション計測は広告業界の長年の課題だ。
「テクノロジーを駆使し、モバイル市場においてアプリのエコシステムを軸にこの課題を解決するために、AppsFlyerは創業しました。AppsFlyerはモバイルアトリビューションとマーケティングアナリティクスのプラットフォームですが、4,600社を超えるパートナーと連携している巨大なエコシステムを広告主がうまく活用するには、広告代理店の存在が重要です」(ローネン氏)
またAppsFlyer Japan カントリーマネジャーの大坪直哉氏は、同プログラムへの期待と展望を述べた。
「日本のモバイル広告市場の急拡大を支えているのは、広告代理店の方々の存在です。特に日本ではその傾向が強いこともあり、グローバルで先駆けて、日本から『AppsFlyer ソリューションズパートナーシッププログラム』をローンチしました。これは2015年に自身がAppsFlyerに入社した頃から、ずっと実現させたかった取り組みです。
広告代理店の皆さまに向けて、最新知識のレクチャーやトレーニング、さらにはマーケティングやセールスへの活用まで幅広いメリットを提供できると考えております。またその先にいるクライアントの問題解決にも寄与する取り組みとして、同プログラムを推進していきます」(大坪氏)
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