電通、電通国際情報サービス、電通tempo、電通クリエーティブXの電通グループ4社は、チラシの画像および文字データから音声付きYouTube動画を自動生成するシステム「Dynamic3(ダイナミックスリー)」を開発した。
動画広告は、5Gの登場など通信環境の劇的な進化にともない、市場が著しく成長している一方、制作時間とコストが掛かる点が課題となっており、日付や価格等の情報が短期間で変動するチラシには不向きと考えられてきた。
同システムでは、チラシのデータをそのまま使用するため、日付や価格表示の誤りを防ぐだけでなく、従来の動画制作に要していた時間とコストの大幅な圧縮が実現される。また、自動生成されたYouTube動画広告は、より精度の高いターゲティングが可能で、チラシが届かない購買層にも数多く届けることができる。
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