東日本旅客鉄道(JR東日本)と全日本空輸(ANA)は、MaaS(Mobility as a Service)の展開および構築において連携していくことで合意した。
両社は、2018年11月から観光流動拡大に向けた連携を開始し、地方への誘客推進の共同キャンペーンや訪日観光需要に対応したサービス展開、情報発信の強化などに取り組んできた。
両社は今回の連携を通じて、モバイル端末などのデジタルテクノロジーを活用しながら、検索・予約・決済などの様々な面で連携し、より利便性の高い移動体験の提供を進めていく。たとえば、「鉄道と航空関係の情報がシームレスに受け取れる」「より簡単に鉄道のきっぷや航空券を購入できる」といったサービスの実現を目指す。
【関連記事】
・KDDIとナビタイムジャパン、MaaS領域で連携 アプリ開発からビジネス化支援まで交通事業者に提供
・Mastercardとマイクロソフト、デジタル認証の利便性向上を目指し協力関係を締結
・カカクコムとKDDIが業務提携へ~「食べログ」ネット予約の利便性向上と飲食店向け業務サポートを拡充
・富山県南砺市とUber Japanが協定を締結、高齢化・過疎化エリアの移動利便性の向上を目指す
・メルカリとヤマト運輸が提携、フリマ出品を手軽にする新サービスを開始、「匿名配送」も視野に