キーワードは体験と行動
2019年8月1日から31日までにAmazonで売れたマーケティング関連本、1位から50位までを一挙に紹介(Amazon協力のもと、「マーケティング・セールス」ランキングから作成)。下記ではトップ3を簡単に紹介する。
9月の1位となったのが8月8日に発売された『「ついやってしまう」体験のつくりかた』(ダイヤモンド社)。任天堂の元企画開発者、玉樹真一郎さんがサービスや商品を「つい」使ってもらったり買ってもらったりするための手法(UX)について解説した本で、まとめられた知見は商品企画やマーケティング、営業など幅広い仕事に役立つはず。
8月も好順位につけた『僕らはSNSでモノを買う』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が9月の2位に。ユーザーに自社ブランドにまつわるコンテンツを作ってもらうにはどうすればいいのかという方法論が解説されており、本書もまた体験のデザインに注目した1冊だと言えるだろう。
9月の3位は『0秒で動け』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)となった。『1分で話せ』(同)の著者・伊藤羊一さんが、早く動いたほうがいいとわかっているのになかなか動き出せない人のために「高速で正しく動く」ためのノウハウを解説している。
1位から50位までの全体ランキングについては次のページに掲載。マーケターにとっても「体験」と「行動」は非常に重要になっているので、ぴんと来た本はぜひすぐに読んでみてほしい。
※なお、前月順位についてはデータ取得の方法・仕様により変動する場合があるのでご了承を。