LINEを使って反応を掴む
今年、ファン参加型のプロジェクトとして大きな話題を呼んだ「ガンダムvsハローキティ」対決プロジェクト。「機動戦士ガンダム」40周年、そして「ハローキティ」45周年を記念した両者の対決キャンペーン。「ガンダム・キティLINE公式アカウント」を友だち登録後、ガンダム派かキティ派を選び、各ステージに参加することで、選んだキャラクターを応援でき、LINEの中でポイントを貯められる。獲得ポイントの高いユーザーをランキング化、オリジナル商品などをプレゼントするというもの。既存・新規顧客へのアプローチという目的の他、その成果をいかに可視化していくかということまで考えて展開されている。
「ファン層が異なるということは、オールターゲットを取り込めるということです。これだけ広い層に多角的にアプローチできる企画はなかなかありません。そういう意味では、あらゆる企業とコラボできるこれまでにないまったく新しいキャンペーンになると確信していました。サンリオと創通が協働で営業するスタイルでキャンペーンを展開しています」(木村氏)
本キャンペーンの特徴は店頭で行った施策の成果をデジタルで可視化できるというところにあると木村氏。LINEというプラットフォームを使うことにより、参加者数や参加頻度などの数値を取得できるようになったのだ。また、プッシュ配信を使うことで興味ある人に効果的に情報を届け、かつその反応まで把握することができる。
キャンペーンに先立ち、まったく世界観の違う2つのキャラクターがコラボレーションしたキービジュアルとプロジェクト特別PVを制作した。これはハローキティとガンダム共同で、制作が実行されたそうだ。