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MarkeZine Day 2019 Autumn(AD)

【成功のカギはWTF!? 】飽和の時代にTikTokでのキャンペーンが成功する3つの理由

 情報もモノも飽和している今、消費者の気持ちを動かし、マーケティングゴールを達成することが日に日に難しくなってきている。TikTok Adsの鈴木瑛氏は、2019年9月12日・13日に行われた「MarkeZine Day 2019 Autmun」に登壇。TikTokのユーザー動向を踏まえ、あらゆるものが飽和した時代のキャンペーンで重視するべき3つのポイントを紹介した。

TikTokユーザーに見られる特性は?

 若年層を中心に絶大な支持を集める、UGC型のショートムービープラットフォーム「TikTok」。ユーザー数・ユーザー層ともに順調に拡大を続けており、今では子育て世代などにも親しまれている。また、東京や大阪などの主要都市だけでなく、全国各地でユーザーが増えているという。

 ユーザー拡大にともない、TikTokの広告メニューを利用する企業も増えている。TikTokマーケティングへの注目が高まるなか、「TikTok Ads」は、TikTokユーザーの特性について調査を実施。「TikTokユーザー白書(2019.8)」を公開した。

 「調査の結果、TikTokユーザーの40%以上が『TikTokを使い初めてから文字や画像より動画を見ることが増えた』と回答しました。このデータは、時代の変化を端的に表していると言えます。4Gから5Gの時代になろうとしている今、ユーザーの消費コンテンツは、テキストや画像から動画へ移行しているのです」(鈴木氏)

TikTok Ads Head of X Design Center 鈴木瑛氏
TikTok Ads Head of  X Design Center 鈴木瑛氏

 白書によると、TikTokの1日の平均視聴時間は42分。在宅時に見ていると回答したユーザーは約55%で、昼休みやちょっとしたスキマ時間に視聴していると回答したユーザーは約28%だった。また、約28%のユーザーが、「TikTokのコンテンツが友人間で話題になる」と回答しており、この結果からもTikTokが消費者の生活に浸透し始めている様子が窺える。

TikTokには情報感度が高く、消費に抵抗のない層が集まる

 ユーザー層の拡大とともに、投稿コンテンツにも変化が起きてきている。初期はダンス動画がほとんどだったが、現在は日常の風景や料理のハウツーなど、多様なコンテンツがアップされている。

 幅広い層に受け入れられつつTikTokだが、ユーザーにはある共通点が見られるという。それが、「情報感度が高く、チャレンジ精神をもっている」ことだ。TikTokユーザー白書によると、「変化に富んだ人生を送りたい」と回答したユーザーは、非TikTokユーザーに比べて8.3pt多いことがわかった。また「広告でよく見る商品を買うことが多い」と回答したユーザーは6.5pt多く、「生活を楽しむためにお金を使う」と回答したユーザーは5.7pt多かった

 情報感度が高く、新しいことに投資を厭わないユーザーが集まっているという事実は、マーケターとしては非常に興味深いだろう。実際、TikTokのユーザーエンゲージメントは高く、配信される広告の多くが高い成果を得ているという。

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なぜTikTok広告は高エンゲージメントを叩き出すのか?

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この記事の著者

水落 絵理香(ミズオチ エリカ)

フリーライター。CMSの新規営業、マーケティング系メディアのライター・編集を経て独立。関心領域はWebマーケティング、サイバーセキュリティ、AI・VR・ARなどの最新テクノロジー。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2019/10/30 10:00 https://markezine.jp/article/detail/32138

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