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飲み物を広告媒体に変えるリップルズ、売上や顧客満足度を向上させるビッグデータを活用したサービスを展開

 ドリンク上にメディアを展開するRipples(リップルズ)は、ベブトップ・メディア(ドリンク上のメディア)というコンセプトと、関連するビッグデータ活用サービスを発表した。

 同社は表面の泡が白いまま提供されるドリンクを、ネイキッド(何も着ていない)・ドリンクと命名し、ドレスアップしていくことによって新しいコミュニケーションやブランディングの機会を創造できるとしている。

 デジタル画面をのぞき込んでいる生活者と企業がコミュニケーションをとることは難しいが、リップルズによると来店客の目の前にメッセージの印字されたドリンクを置くことで注意をひくことができる。さらに、来店客は携帯カメラでドリンクを撮影して、SNS上で拡散してくれるという。

 ベブトップ・メディアはリップルメーカーというIoT機器によって作られ、インクはコーヒー抽出物やモルト抽出物といった天然由来成分となっている。リップルメーカーには、リップルズ・クリエイティブチームによって常に新しいコンテンツが搭載されると同時に、ユーザーはオリジナルコンテンツをアップロードすることもできる。

 上記ベブトップ・メディアのコンセプトに加え、リップルズは新しくビッグデータ解析のサービス提供を一部の顧客に対して開始する。このサービスによりリップルズを利用するブランドは、ドリンク上のどのようなコンテンツがSNSでどれくらい拡散されたかを把握できるようになる。さらに消費の現場において、どのようなコンテンツが売上アップにつながるかを提案することが可能になるという。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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MarkeZine(マーケジン)
2019/10/16 08:00 https://markezine.jp/article/detail/32203

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