集計結果はリアルタイムに集計可能!
LINEリサーチの特長は、優れたUXのほかに、回答結果をリアルタイムに集計できる点がある。今回LINEリサーチを運用し、当日の投票集計を担当した株式会社スピーディの福永氏は、実際に活用してみた所感を次のように述べた。
「短時間の集計時間でも問題なく結果を出せましたので、LINEリサーチは、このようなリアルイベントに向いていると思います。リアルタイムに集計状況がわかるので、思わぬ事故防止やイベント運用のノウハウ構築にもつながりますね」(福永氏)
集計の効率化は、紙でアンケートをとっている企業担当者にとっては必至の課題。LINEリサーチでは、リアルタイムに集計結果を閲覧できる専用ツールを提供しており、今回のようなすぐに結果を出したいケースにおいては効率的である。
また、本大会で活用された「オープン型リサーチ」は、様々なオフラインのシーンでの活用が可能。たとえば、店舗内や会場にいる顧客にLINE Beaconを用いてアンケートを配信したり、アンケート回答後に友だち追加を促し、LINE公式アカウントと連携したプロモーションを展開したりすることもできる。
これまで顧客と接点を持つことが難しかったオフライン施策やイベントにおいて、情報提供やアプローチの機会が持てることも特長のひとつだ。
当日に友だちが10,000人超増! ダンス好きのコミュニティへ発展
結果として、「視聴者賞」に投票したライブ配信の視聴者は11,000人超、来場者のみが投票できる「オーディエンス賞」への参加率は85%と、LINEリサーチによりインタラクティブなイベント運営が実現した。
さらに、LINE公式アカウントとLINEリサーチの平行運用で、イベント当日に友だち登録者数が10,000人以上増えるなど、LINEならではの伸びを実感したという。
「広告で集めた友だちではなく、イベントというコンテンツに紐づいた友だちなので、イベント終了後でもブロックがほとんど発生していません。ダンス好きの高校生世代が集まるアカウントとなったので、今後も大会を通じてダンス好きの高校生たちのコミュニティとなるように、アカウント運営を続けていきたいです」(福永氏)
日常生活に浸透したLINE上で展開するLINEリサーチのサービスは、アンケート調査だけにとどまらず、新たな顧客との接点創出やLINEでの施策の拡張において、大いに活用することができるサービスといえるだろう。