リアル行動データプラットフォームを活用しアンビエントマーケティングを推進するunerryと、デジタルサイネージを中心とした店頭販促トータルソリューションの提供を行っているimpactTVは、業務提携を実施。棚前サイネージをIoT化することで実現する共同サービスの開発・提供を進めていく。
その第1弾商品として、11月27日に、「来棚効果がみえる販促広告:タナクル」の提供を開始した。
タナクルは、unerryが持つ約5,000万人のリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」とimpactTV提供のサイネージに付帯するビーコンが連携することにより、来店可能性が高い顧客にFacebookやInstagramなどで広告を表示する販促広告。広告を表示した顧客のうち何人が棚前まで足を運んだのか効果が見える。
広告由来の来棚人数や、デモグラ(性・年代)別効果のレポートができるほか、商圏や商品に合わせたターゲティングにより費用対効果の向上を実現する。また、既にimpactTV製のサイネージ(対応機種)を持つ場合、そのまま利用できるため、サイネージの追加購入は不要になる。
2社は連携して年間累計1,500店舗への導入を目指し、年間約2億円の事業規模に成長させることを予定している。また、今後は来棚者ごとにパーソナライズ化されたコンテンツを配信するサイネージ開発に取り組んでいく。
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