アクティブコアは、同社が提供する「activecore marketing cloud」の 「MAセグメント配信」 機能において、配信コンテンツに自動でレコメンドを入れ込む新機能を追加した。これにより、メッセージの一斉配信時に、一人ひとりに最適なレコメンド情報を自動でコンテンツ内に反映させ、メール・LINE・アプリにてメッセージを配信することが可能となる。
activecore marketing cloudは、クラウドベースの統合型ソリューション。クラウド内のDMPに蓄積された顧客属性、購入履歴、店舗データやアプリ・Webの行動履歴などからセグメントを分析・抽出できる。「MAセグメント配信」は、そのセグメントに対し最適なコンテンツを出し分けながらメッセージの一斉配信を行う機能だ。
新機能の追加により、メッセージ内の指定されたコンテンツ枠にレコメンドを新たに設定することが可能となった。1回のメッセージ配信で、コンテンツ内にセグメントごとに異なるレコメンドを自動反映し、一人ひとりに関連性の高いお薦めの商品情報などを差し込んで表示できるようになる。
購入回数が多い優良顧客においては、レコメンドではなくクーポンを表示するなど、指定枠には設定する内容はセグメントごとに自在に変化させることも可能だ。
レコメンドの出し分けが可能となることで、対象顧客への訴求効果を高めるとともに、顧客セグメントの定義後リストは自動更新される。これにより、配信担当者のメッセージ設定における煩雑な作業の軽減も期待できる。
【関連記事】
・セグメントごとに最適なコンテンツを自動で出し分け アクティブコア、「MAセグメント配信」機能を提供へ
・アクティブコア、AIレコメンド機能をアプリ版で提供開始
・キャリア転職サイト「type」、アクティブコアのMAツールを導入 ユーザーのアクティブ率向上目指す
・楽天西友ネットスーパーがアクティブコアの統合型ソリューションを採用 購買傾向などを容易に可視化
・アクティブコア、データ統合ソリューションに新機能を実装 選択したデータを手軽に出力することが可能に