顧客基盤を成長させる手段として、自社のファンとのコミュニケーションに活路を見出そうとしている企業は多いはずだ。本連載ではトライバルメディアハウスの高橋遼氏が、ファンと触れ合う「場」を設計し、マーケティング成果につなげていく方法を解説する。第1回は、規模拡大や売上への貢献を追い求めたコミュニティが“その場限り”の取り組みになってしまう背景を説明した上で、熱量の高いファンの力を借りながら、顧客を呼び込んでいく2つのステップを紹介していく。
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高橋 遼(タカハシ リョウ)
1983年生まれ。2010年株式会社トライバルメディアハウス入社。クリエイティブディレクター。ファンを軸としたマーケティング戦略・実行に従事し、これまでに航空会社、ファッションブランド、スポーツブランド、化粧品ブランド、飲料メーカーなどを担当。著書に『熱狂顧客戦略』(翔泳社)。
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